働いて二週間で会社潰れた

歴史本や小説や映画などの感想が書ければなと思います。

歴史

三好之長の生き様をみよ②永生の錯乱

澄元に従って京都へとやってきた之長はそこで管領細川政元に気に入られていたようで、摂津の守護代へと任命された。 しかし、この之長の出世は他の細川家の重臣である薬師寺、香西、安富氏らといった諸将から反感をかうことにつながる。 もともと、上の諸将…

書評 酔象の流儀(復刻)

興味がないと全く手に取られないジャンルというものがある。 だいたい本読みというのは、話題の小説なんかは一通り読んでみるものだ。 しかしながら、そんな中でも一見無視されがちなジャンルがある。 それが、歴史だ。 私は歴史には人よりも詳しいし大好き…

不運なる将 斉藤義龍(復刻)

義龍と言えば、言わずと知れた美濃の蝮、斉藤道三の息子である。 しかし、親である道三からはその才能を疑われていたようで、 道三は義龍ではなく、弟の孫四朗や喜平次らを可愛がった。 また、娘婿である信長と面会した際は、「我が子らは信長の下に馬を並べ…

書評 天地雷動(復刻)

いつか会社がなくなるように 戦国の世というのは、いつでも滅亡ととなりあわせでやった。 しかし、滅亡するお家でもその予兆というものがある。今川氏は桶狭間だし、豊臣氏は大坂冬の陣といったようにだ。 それが武田家においては長篠の戦いと言える。 戦国…

面接官にいいたいこと思うこと。(復刻)

職を失ってから現在で二か月目である。 この二か月間というのは、別に遊んでいたというわけではなく、面接の連続であった。 この期間はほぼ毎日面接を受けてていたかのように思う。 と、言っても、土日がどうしても企業さんはお休みなのでその分は、面接はな…

三好之長の生き様をみよ①之長とその時代

三好之長とは戦国時代の折に畿内を折檻した戦国大名である三好長慶の曽祖父である 元来、三好家というのは細川家の被官であり、之長も阿波守護である細川政之に仕えていた 傍若無人な人物らしく、京都にあっては、徳政一揆を扇動しその頭目として、幕府から…